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電気炉炉体交換

 全てを公開することは出来ませんが、お客様の了承があった場合には不定期で業務の様子をお見せします。今日は電気炉の炉体交換作業を行いました。山田電気のマッフル炉はヒーター交換できるタイプと炉体を丸ごと交換するタイプがありますが今回は炉体交換を行うタイプなので炉体交換を行います。

 電気炉の電源を完全に切り離した後で電気炉の後ろ側のパネルを外すとヒーターに繋がる端子台が見えます。テスターで測ってみるとヒーターが断線している事が分かりましたので炉体交換する事となりました。ちなみに新品の炉体のヒーターの抵抗値は大体20Ω位です。

 交換用の炉体には碍子(絶縁用の白いやつです)が付いていないので取り外した古い炉体から移植する必要があります。碍子は長さが長いものと短いものがあります。また炉体のヒーター線の出口から端子台までの長さがそれぞれ異なっていますので碍子は古い炉体についていたのと同じように戻さないといけません。

 炉体に近い側は長い碍子を入れて接続端子台に近い方には短い碍子を入れるようにします。

 炉体交換のために電気炉を分解したところ炉体周りの各種パーツが錆びておりました。炉体周りは断熱材があるとは言えそこそこ熱くなるので錆びやすいようです。ワイヤーブラシやサンドペーパーを用いて出来るだけ錆びを除去した後で亜鉛を含んだ耐熱スプレーで保護しておきました。モノタロウだと亜鉛メッキスプレーという商品です。錆の再発をある程度防げるのでおすすめです!!

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